2012年7月25日水曜日

続・Macでのlibjpegとかlibpngとか

またしてもひと月おきの更新です。
さて。
今回はタイトルにも掲げていますが、先日書いた記事(Macでのlibjpegとかlibpngとか)の続き(というかまとめ)です。*1
あんまり追加情報はありません。

まとめ

先日の記事で書いた、「-Lオプション付ける位置次第で動いたり動かなかったりする」という問題は、どうやらNetBeansに依存する問題のようです。*2
ということで、Macでlibjpegおよびlibpngをうまいこと動かすには、

  1. libjpegはbrewなどでインストールしたモジュールを使う
    1. ライブラリパス /usr/local/lib は、デフォルトでdyldが探すので、手動で追加しない
    2. インクルードパス /usr/local/include は指定する(-I/usr/local/include)
  2. libpngは下手にbrewなどで追加しない
    1. 最初から(?) /usr/X11/lib にライブラリファイルがあるはずなので、それを使う
    2. ライブラリパスに /usr/X11/lib を追加する(-L/usr/X11/lib)
    3. インクルードパス /usr/X11/include も指定する(-I/usr/X11/include)

ということが重要なようです。
ちなみに、X11の下にlibpngがいない場合は、XCodeをインストールした後、Command Line Toolsという追加コンポーネントをダウンロードする必要があるかもしれません。

  • *1:閲覧数を見る限り割と需要がありそうだったので。
  • *2:ターミナルからgcc直接叩いたら問題なく動いた。